スパイラルガイドをまっすぐに!【ガイド取付直し】

スパイラルガイドが苦手なので、まっすぐ上向きに取付直してほしい・・・

最近多い相談です。

今回お預かりしたロッドはコレ↓↓

タイラバロッド【 がまかつ「桜幻 XX」 】

スパイラルガイドはよく曲がるロッドに採用されていることが多く、普通の上向きガイドセッティングだと「ラインとブランクが当たって擦れる」部分を避けて、ガイドでラインを下に逃がします。

逃がすことにより、ガイドの数を減らす事が出来るのが利点。

ただ、ラインテンションが常に掛かっているのでフォール時に「潮流変化が分からない」や「早い潮流時は底が感じにくい」等の【弊害】をよく耳にします。

今回お預かりした『がまかつ「桜幻XX」』は柔らかいロッドではなく、結構張りのあるロッドなので、なぜスパイラルガイドセッティングにしているのか謎。。。

これだけ「ベリー部~バット部」がしっかりしているロッドならば、同じガイド数と同じ位置で、まっすぐ上向きにしても問題無いと判断し、施工開始。

まず全ガイドを取り外し、リール側(上部側)に取り付け直し。

特殊なガイドスレッドカラーでなければ「純正」と見た目変わらず取付直しできます。

ガイド数も位置も変えず、方向だけ「上向きストレート」に取り付け直しができたので、ガイドを外した跡も見えず綺麗に完成!

ラインを通して曲げ確認してみましたが、無理に極端に危険なほど曲げなければラインがブランクに擦ることは無さそうなのでOK。

まっすぐに抵抗無く「フリーフォール」できるようになり、快適なタイラバフィッシングが楽しめそうです。

特に底取りが良くなるとヘッドも軽くできますし、根掛かりも激減。また小さなバイト(アタリ)も的確に手元まで届くようになり、釣果アップします!

良い事が増えますね!

 

*** 注意 ***

よく曲がる柔らかいロッドのスパイラルガイドを上向きストレートに変える場合は、ガイド数を大幅増設し、ガイド位置を一から見直しが必要となります。また施工不可の判断は実際ロッドを見てからの判断となります。

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