『釣りしてて、いきなりラインが切れた!』
『キャストしたらラインが切れた!』
・・・なんて経験無いですか?
多分それ【ガイドリングが割れてますよ!】
実はガイドリングは、硬くて強いのですが「衝撃に弱い」ンです。。。
ロッドを立て掛けてて「道路や堤防に倒れた」や「ボートにぶつけた」などのちょっとした衝撃で、意外と簡単にガイドリングは欠けて割れてしまいます。。。
欠けたガイドリングの角は、鋭利な刃物と同じですのでラインを傷付け、簡単に切れてしまいます。
今回修理お預かりしたロッドも「キャストでラインが切れる」との事でしたのでチェックしてみたら、各ガイドに衝撃が加わった形跡が見られ、ガイド3個が完全に欠けていました。
上記3枚の画像、〇赤丸部に欠けです。
ガイドリングの欠けチェックはカッターナイフの刃の先で軽くグルッとなぞって、引っ掛かり等が無いかを確認します。
引っ掛かりや違和感があれば汚れや欠けの可能性がありますので、注意深く見てみて下さい。
汚れの場合は洗浄だけでOK。
欠けたガイドはフレームごと交換するしか修理方法はありません。
たまに「リングのみを外して替えれないの?」と言われますが、基本ガイドリングは「外れない」ように設計されていますので、リングのみの交換は不可能です。
今回は致命的な欠け部が確認できたガイド3個、交換修理させていただきました。
FKD custom worksでは、ガイド一個からでも交換修理をお請けしております。
各ガイドの工賃はこちら。
釣り場に着いてから欠けを見つけたり、釣りしてていきなりライン切れが多発したら・・・もう一日終了ですからね。。。
日頃から、もしくはシーズンオフには必ず『ガイドチェック』をおすすめします。